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自転車がもつ形や動きの特徴から20種類に分類したまとめ

自転車の形状で選ぶ20撰一輪車
車輪が一つで、ペダルで直接車輪を回して前進、後退する自転車。
ユニサイクルとも言う。
乗員の乗車姿勢の変化を利用して方向転換を行う。
フレームはオフセットがないフォークで構成されており、サドル支柱及びサドルが付いている。サドル高さは調節できる。 ハンドルを付けた形もある。
ブレーキのないのが一般的であるが、ブレーキを付けた形もある。 そのブレーキレバーはサドル前方下またはハンドルに付けている。

折りたたみ自転車
電車、バス、船および飛行機などで運搬するために、工具を使わずに折りたたみ出来るようにした自転車。
多くは30秒以下で折りたたむことができる。 折りたたんだ状態で倒れないものもある。


クロスバイク
ロードバイクとマウンテンバイク(MTB)を合わせた自転車。ハイブリッド(雑種)バイクとも言う。
クロスは異種交配、雑種の意味。

サイクロクロスバイク
ロードレーサーを基本にして、オフロードで行われるサイクロクロス競技用に作られた自転車。CXバイクとも言う。
稀に、通勤自転車として使われることもある。

サイドカー
自転車の横に付ける運搬車。
連結器によって自転車の下管(ダウンチューブ)などと連結する。
運搬車の車輪は1輪で自転車と反対側に付いている。
自転車と合わせると3輪となるが、三輪車とは呼ばない。
荷物及び犬を載せることができる。
親が子供を見える位置に乗せるのが主目的。子供と会話ができる。
子供の手が車輪に届かないようになっている。


三輪車
前輪1輪そして後輪2輪の大人用自転車。トライシクル又はトライクとも呼ばれる。多くは後輪間に大きな買物かごを備えており買物に使われる他、二輪車で均衡を取るのが困難な人及び高齢のため均衡を取りたくない人の自転車としても使われる

シティ車
シティサイクル、軽快車又はママチャリ(俗称)とも呼ばれ、主に短距離の買物、通学、通勤(主に駅まで)およびポタリングなどに使われる実用車。
女性が上管をまたいで乗れるよう、上管を後方に向かって下げた形が多い。販売数は他の車種に比べて圧倒的に多い。JISの名称は「シティ車」。

小径車
車輪の呼び径が20型以下の自転車。コンパクト車ともいう。屋内での保管、自動車のトランクへの収納又は公共交通機関への持込みを意図し、小形化及び軽量化を図ったもの。 自転車への乗降車が容易で小回りが利く。主に中短距離用。折りたたみ自転車が多い。ハンドル、サドルおよびボトム(底)ブラケット(BB)の高さ並びにホイールベースは、ロード車のそれらと大差はない。 車輪外径が小さいので全長は1、400mm以下と小さくなっている。車輪が小さいので転がり抵抗は大きい。

タンデム
2人以上が直列に並んで乗る2輪自転車。タンデム車(JIS)とも呼ばれる。
タンデムは直列に並んでいるという意味で、何人乗りであるかは表していないが、 2人乗りのタンデムが最も普及しているために、タンデムというと2人乗りのタンデムを指すことが多い。

電動自転車
蓄電池および電動機を備えて自走する自転車。フル電動自転車及びeバイクとも呼ばれる。オートバイよりは環境に良いが自転車より環境に悪い。

電動補助自転車
メーカーによっては、電動アシスト自転車又は電動ハイブリッド自転車とも呼ばれ、蓄電池の電力でモーターを駆動し、さらに自転車を駆動して人力を補助する自転車。後輪駆動及び両輪駆動がある。 後輪駆動はペダルとモータで後輪を駆動し、両輪駆動はペダルで後輪を駆動し前輪ハブに付いたモータで前輪を駆動する。
自転車はシティ車を基本にしている。

トレーラー
一般の荷物、旅行用の荷物または子供を乗せて牽引する車。1輪車および2輪車がある。 安全のために安全旗を付けて走る。
自転車トレーラー、バイシクルトレーラー、バイクトレイラーまたはサイクルトレーラーとも言う。
トレーラーに座った子供がペダルを漕ぐことができる形として、トレーラーバイクがある。


トレッキングバイク
欧州の用語でクロスバイクを基本にした主に旅行用自転車。
トレックは徒歩旅行するという意味。

BMXバイク
バイシクル モトクロス バイクとも呼ばれ、オートバイのモトクロスを自転車で行うバイシクルモトクロスのために1970年代に作られた車種。 その後、フリースタイルおよびダートジャンプなどにも使われるようになった。 軽さと対衝撃性を持たせた設計となっている。

マウンテンバイク(MTB)
山(マウンテン)や丘などのオフロードを走るスポーツ又は娯楽用の自転車として米国で開発され、1980年代初めに商業生産が始まった。
稀に、ATBと呼ばれることもある。

ランドナー
ランドナーはフランス語でフランスの車種名。ランドナーには長距離サイクリングまたは旅行という意味がある。
サイクリング車または旅行車で、外観はロードレーサーに似ている。
シティサイクルやマウンテンバイクなどに比べて、軽く走ることができるので、遠距離走行に適している。

リカンベント
空気抵抗を減らすために、後方へ傾いた背もたれにもたれて、ペダルを漕ぐ自転車。リカンベントいう語は、その乗車姿勢を表現しており横たわる、もたれかかる、の意味。 リカムベント又はリカベントとも呼ばれる。右下写真は、競技場における競技風景。

旅行車
自転車旅行に使う自転車であり、一般に長距離を走る。 ツアーリングバイクがなまって、ツーリングバイクとも言う。ツアラーとも呼ばれる。

ロードレーサー
公道 (ロード)で行われる競技(ツール・ド・フランスなど)に使われる競技自転車(レーサー)。
サイクリング、日帰りの旅行及び健康のための運動にも使われる。ロードバイクとも言う。

四輪自転車
自動車のように車輪が4個付いている自転車。余暇(レジャー)などに使われる。
リカンベントもある。変速機付きもある。


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